Claude Codeで小さな修正を安全に進める
調査結果をもとに、変更範囲を限定して実装から差分確認まで進める手順
最終更新:2026/05/08
この記事では、調査フェーズで作った方針を使って、最小修正を実装する。
ポイントは「変更範囲を先に固定する」こと。
このステップでやること
- 実装条件を明示して修正を依頼
- 仕様外の変更を防ぐ
- 変更後に
git diffを説明させる
前提
- 03. 読んでから直す(Reading & Planning) の調査結果がある
/contactの email未入力送信バグを修正対象として合意済み- 修正方針に合意済み
作業前チェック(3分)
cd ~/sandbox/claude-code-practice/form-bug-demo
git switch -c fix/contact-email-required
git status --short- 作業ブランチを作ってから修正する
- 未コミット差分が多い場合は、対象外変更を混ぜないよう注意する
実装依頼テンプレート
以下をそのまま使える。
先ほどの方針に沿って、/contact の email未入力送信バグを最小修正してください。
条件:
- 既存UIは変更しない
- 仕様外のリファクタはしない
- 変更範囲は必要最小限にする
- email が空なら送信を止め、画面にエラーメッセージを出す
- 変更後に git diff を確認し、変更理由を説明してください
- 変更後に実行したコマンドと結果を箇条書きで報告してください編集承認ダイアログが出たとき
Claude Codeがファイル編集前に、次のような確認を出すことがある。
Yes: 今回の1回だけ編集を許可Yes, allow all edits during this session: このセッション中の編集をまとめて許可No: 編集しない
このハンズオンでは、最初は Yes を選ぶのがおすすめ。
どのファイルが編集対象かを都度確認できるため、安全に進めやすい。
実務での進め方
1. 1回目の修正を実行
まずは最小修正を1回実行し、差分を見る。
git diff --name-only
git diff2. 差分説明を確認
次を確認する。
- 変更理由が仕様に沿っているか
- 関係ないファイルが混ざっていないか
- 命名や実装スタイルが既存と合っているか
3. 必要なら追加で制約をかける
例:
- ファイル分割はしない
- 既存関数名を変えない
- ログ文言だけ変更しない
ありがちな失敗
一度に広く直させる
品質改善やリファクタ(refactoring、外部の振る舞いを変えずにコードの構造・可読性を改善すること)まで同時に依頼すると、差分が肥大化しやすい。
変更意図の確認を省く
git diff の説明を取らないと、不要変更に気付きにくい。