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Claude Codeのセットアップ手順

Claude Codeをローカル環境で使い始めるための具体的な導入手順

最終更新:2026/05/08

この記事では、Claude Codeを「実際に使える状態」にするまでを、コマンド単位でまとめる。
対象は macOS + zsh(Z Shell、macOSのデフォルトシェル)環境。

先に結論(どこで何をするか)

  • Claude Code自体は グローバルインストール(任意のディレクトリで実行可)
  • 実際の作業は プロジェクトディレクトリに移動してから 行う
  • まずは sandbox 用の練習用ディレクトリで試すと安全

sandbox とは

ここでいう sandbox は、検証専用の作業フォルダという意味。
例: ~/sandbox/claude-code-practice
~/sandbox は説明用の一例。~/work/sandbox~/dev/sandbox など、任意の安全な作業ディレクトリで問題ない。

最初に sandbox を作るのは、次の理由があるため。

  • 本番リポジトリと分離でき、誤操作の影響を減らせる
  • 練習用ファイルだけで試せるので、挙動確認がしやすい
  • 慣れていない段階でも、失敗時に作り直しやすい

0. 前提条件

Claude Codeの実行には Node.js(サーバーサイドで動くJavaScriptランタイム)/ npm(Node Package Manager、Node.jsのパッケージ管理ツール)が必要。

node -v
npm -v

どちらかが見つからない場合は、先にNode.jsを導入する。

1. 練習用ディレクトリを作る

いきなり本番リポジトリで試さず、まずは検証用ディレクトリを作る。

mkdir -p ~/sandbox/claude-code-practice
cd ~/sandbox/claude-code-practice

自分の運用ディレクトリに合わせる場合の例:

mkdir -p ~/work/sandbox/claude-code-practice
cd ~/work/sandbox/claude-code-practice

2. Claude Codeをインストールする

グローバルインストール:

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストール確認:

claude --version
claude --help

3. 初回起動と認証

作業したいディレクトリで claude を実行する。

cd ~/sandbox/claude-code-practice
claude

初回はログインや利用規約同意などのフローが表示されるので、画面の案内に従って進める。

4. 最初に作るべき設定ファイル(CLAUDE.md)

Claude Codeに「このプロジェクトで守るルール」を渡すため、プロジェクト直下に CLAUDE.md(Claude Codeが自動参照するプロジェクトルール定義ファイル)を置く。

touch CLAUDE.md

最小例:

# Project Rules

- 返答は日本語
- 破壊的な操作(大量削除、強制push、reset --hard)は禁止
- コード変更後は lint / test を実行
- 不明点があれば勝手に進めず確認する

5. プロジェクトでの基本運用手順

手順1: 作業対象ディレクトリへ移動

cd /path/to/your-project

(補足)実コードがない場合は先に最小サンプルを作る

手元に対象コードがない場合は、練習用に最小のNext.js(Reactベースのフルスタックウェブフレームワーク)プロジェクトを作る。
この時点では「Claude Codeが起動し、対象プロジェクトを読める」状態を作ることが目的。

cd ~/sandbox/claude-code-practice
npx create-next-app@latest form-bug-demo --ts --eslint --app --src-dir --import-alias "@/*"
cd form-bug-demo

(重要)typecheck スクリプトを先に追加する

このシリーズでは pnpm typecheck を使うため、最初に package.json へ追加しておく。(pnpm:performant npm、高速・省スペースなNode.jsパッケージマネージャー)

pnpm pkg set scripts.typecheck="tsc --noEmit"
pnpm typecheck

ここまでできれば、セットアップとしては完了。
以降の実践(調査・実装・検証・Git運用)に進む前に、シリーズ共通の練習題材を作る。

(重要)シリーズ共通の練習題材を作る

03〜06 は次の不具合を題材に進める。

  • 画面: /contact
  • 不具合: email未入力でも送信できる

以下をClaude Codeに貼って、練習用実装を作る。

このNext.jsプロジェクトに、練習用の問い合わせフォーム画面を作ってください。
要件:
- 追加先: src/app/contact/page.tsx
- name と email の2項目を持つフォーム
- わざと不具合として「emailが空でも送信できる」状態にする
- 送信時は alert("submitted") を表示
- まだテストは作らない

変更後、作成したファイル一覧と実装内容を要約してください。

作成後、動作確認:

cd ~/sandbox/claude-code-practice/form-bug-demo
pnpm dev

ブラウザで http://localhost:3000/contact を開き、email空で送信できることを確認する。

手順2: Claude Codeを起動

claude

手順3: 起動確認の依頼を1つ実行

まずは軽い依頼で、プロジェクトを認識できているか確認する。

Claude Codeへの依頼例(そのまま貼ってOK):

このリポジトリ構成を確認して、主要ディレクトリの役割を要約してください。
まだファイル編集はしないでください。

この時点で期待する状態:

  • Claude Codeが対象プロジェクトを読み取れている
  • 指示した制約(編集しない)を守っている
  • 返答フォーマットが意図どおり

6. よくあるつまずき

claude: command not found

グローバルインストール先のPATH(OSがコマンドを検索するディレクトリの一覧を定義する環境変数)が通っていない可能性が高い。
一度新しいターミナルを開いて再試行し、それでも解決しなければnpmのglobal bin pathを確認する。

Nodeのバージョンが古い

Node.jsを更新してから再インストールする。

いきなり大きい修正をさせてしまう

最初は「調査のみ」→「小さい変更」→「テスト」の順に進めると失敗しにくい。

7. 本番運用に入る前のチェックリスト

  • 練習用ディレクトリで一連の動作確認をした
  • CLAUDE.md に禁止事項と開発ルールを書いた
  • 検証コマンド(lint/test/build)の実行手順を決めた(詳細は 05 で整備)
  • 本番系コマンドを都度承認にする方針を決めた(詳細は 08 で整備)

参考